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ハイボール(その2) ハイボールとは

ハイボール都合の良い言葉である。
そもそもこの言葉を使って戦略が始まった訳では、なく戦略が当り始めた頃にバーテンダーにアドバイスを受けたのではないだろうか、ウィスキーのソーダ割り確かに頼むには長すぎるオーダーではあるし流行るとも言えない。

ハイボール当時の言い方でいえばハイカラな言葉である。現に家庭にまで普及していきお父さんが飲む為に炭酸水が冷蔵庫に常備されつつもあった、これは笑い話ではあるが水割りもこの頃からしだしている。それが仕事を終えて帰宅したお父さんが一杯飲もうと冷蔵庫に炭酸水がなく買い物から帰ってくるお母さんを待つのも、いじらしくグラスに氷も入れたウィスキーも入れた後は飲むだけ、炭酸水と言うのだから水でも良いだろうと言う安易な考えから蛇口をひなり水を注いで一気に飲み干したのだと。

面白いものでこうして水割りは1人歩きし普及していった、またハイボールも戦略はうまくいったのだが普及すればするだけ新たな1人歩きを始める。

ある都市の街では東と西ではハイボールのベースに入れる物自体が変えられたのである、流行りに乗る伊達男と義理人情の漢で流行りはウィスキー、だったらと注いだのが焼酎である。何も知らずに注文する人は驚いたであろう、ハイボールと頼んだら見た目から違う飲み物が出てくるのだから。

しかし面白い物でなぜかこれを人々は受け入れていきいつの間にかハイボールは焼酎に座を受け渡していきウィスキーは、各国の物が増え飲み方を増やしていった。そして何時しかハイボールと言う言葉も消えハイだけが残り現在の酎ハイ(焼酎のハイボールを略して)と流れていき居酒屋で幅を広げていった。

中でも驚くべきは、今は当たり前のように頼んでいるウーロンハイや緑ハイである。それまで炭酸水で割っていたハイボールをお茶で割ってハイボールの名付けている、ハイボールの言葉を理解した上で付けているとすれば驚くべき事である。でもこれは烏龍茶の普及の産物でありこれもまた戦略のたまものである。

そもそもは烏龍茶ハイボールと名付けられていたのが、略されてウーロンハイとなっていったのであるが、烏龍茶を販売し始めた企業が、アドバイザーとしてバーテンダーを起用し烏龍茶の販売戦略に名を貸し手助けしたのが切っ掛けである。

余談だがその中で生まれたのが現在でも飲まれているピーチウーロン、レゲエパンチや九龍ティーとも言われているが企業が打ち出していた名は姑娘(クーニャン)だった。

時代はうつりいつしか人はそれが商品名として覚えてしまいそれがなんなのかさえも忘れてしまい現在になりまた企業戦略に乗りハイボールを飲み始めている、企業にしてみれば原点回帰、一般的には流行り物だけど今の時代なのだからもう少し気にとめて好奇心を持って調べて貰いたいその場ですぐに調べられる時代なのだから、バーでは毎年新成人がくる度に同じ事を良い続けていくからこそメニューを変えなかったりそもそもバーにメニューはないのである。

ハイボールそれはカクテルであり、時代の言葉である商品名にならない事を願いたいものではある。


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